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住宅ローン7つの知って得すること。


住宅ローン7つの知って得すること

目次

1.住宅ローン事前審査とは

事前審査受けるべきか、受けなくても良いのか
マイホームを探すときに、最も気になるのは住宅ローンです。
何千万円もの資金を、自分たちに貸してもらえるのかという心配です。

良い物件が見つかり、住宅ローンといったときに、借りられないと困ります。
せっかく今まで時間をかけて探してきたのに、借りられないとなると今までの苦労が水の泡となります。
申し込んでから2日から3日ほどで結果が出ます。

いきなり本審査となると、色々と書類を揃えたりと、面倒な手続きがあり、多くの手間がかかってしまいます。
その前に事前審査を受けて、住宅ローンが借りられるか、借りられないかの目星をつけておくのが良いと思います。事前審査が、通ったことにより安心して売買契約を結ぶことができます。

事前審査の良いところは

一番知りたい、いくら借りられるかがわかります。
いくらの金利で借りられるかがわかります。
借りられる期間がわかります。

事前審査が通っていれば、売主側との交渉がやりやすくなります。
売主側に、住宅ローンは心配いりませんとアピールすることができます。

2.住宅ローン借入に必要な書類

・住宅ローン事前審査

住宅ローン事前審査申込書
源泉徴収票
本人確認資料(免許証の写し・パスポートなど)
健康保険証の写し
実印
物件情報の分かる資料


個人事業主の方

前年度の納税証明書(その1・その2)
過去3年分の確定申告書(付表付き)
法人の代表者:法人の決算報告書3期分

・住宅ローン本審査

住宅ローン本審査申込書
個人情報の取扱いに関する同意書
団体信用生命保険申込書告知書
住民税課税額決定書
印鑑証明証
住民票(家族全員)

不動産に関する書類
不動産売買契約書
重要事項説明書
土地登記簿謄本

公図
地積測量図
建物平面図
建物配置図
建築確認書

3.住宅ローン借入れにかかる費用

ローン保証料

昔は保証人に、ご両親や身内の人がなったのですが現在は保証会社が保証をすることになります。
金融機関関連の保証会社に支払う保証料がかかります。
住宅ローン諸費用の中で一番大きいのが、保証会社に支払う保証料です。

例えば借入期間35年
3,000万円の保証料は618,330 円
4,000万円の保証料は824,440円
5,000万円の保証料は1,030,550円

住宅ローン事務手数料

32,400円金融機関に支払います。

金銭消費貸借契約書の印紙代
金融機関と結ぶ「金銭消費貸借契約書」に貼付する印紙代です。

500万円超1,000万円以下  1万円
1,000万円超5,000万円以下 2万円
5,000万円超1億円以下 6万円

抵当権設定登記の登録免許税

住宅ローンを借りる場合には抵当権の設定登記が必要になります。借入額によって計算されます。
借入額の0.1%
司法書士手数料  約8万円

団体信用生命保険

加入が義務付けられています。
住宅ローン借入者が死亡・高度障害状態になったときにローン残高が保険金で支払らわれます。
加入できない場合は、住宅ローン借りられない場合があります。

保険料は金利に含まれています。
その他に三大疾病保険、八大疾病保険などが有り、
この保険料は金利上乗せになります。

火災保険料

約5万円前後です。(10年一括払い)
その他地震保険(任意)

4.団体信用保険

住宅ローンを組んだときに、安心できるのが団体信用生命保険に加入することです。
この保険に加入していると、ローン借入者が返済中になくなってしまったり、高度障害状態になったときに、生命保険会社がローン残高を支払ってくれる保険です。

住宅ローン残高がゼロになりますので、ご家族の皆様は住宅ローンを払うことなく住み続けることができます。
この保険に加入できないと、住宅ローンの審査に落ちることがあります。
住宅ローンは、借りる人が健康なうちに組んでおかなければなりません。

5.住宅ローン審査とは

希望のマイホームが見つかったときに、誰でもが通るのが住宅ローンの審査です。
借りる金額が多いので、人によっては審査に通りにくいことがあります。
どんな審査をするのでしょう。

1つ目の審査は事前審査です。

勤務先や勤務形態
勤続年数
申込者の収入や財産状況
申込者の年齢
申込者の返済能力

事前審査の結果は都市銀行の場合2日から3日で出ます。

住宅ローン本審査

マイホームの契約が終わりましたら、いよいよ住宅ローンの本申込みになります。

借入金額
頭金の有無
勤務先の確認
健康状態(団体信用生命保険に加入できるか)

物件の担保評価
建築基準法や都市計画法に接触していない
借地権や定期借地権付きの物件ではない
不動産の名義は借入者本人であること

事前審査は借入者の審査が主になります。
本審査は、借入者の健康状態と購入物件の審査になります。

6.住宅ローン返済方法の種類

住宅ローンの返済方法は、元利均等返済と元金均等返済があります。

元利均等返済

住宅ローンの、毎月の返済方法は「元金」と「利息」をあわせた金額になります。
ほとんどの方が、元利均等返済を選んでいます。
元金と金利を計算して、毎月均等に返済する方法です。

月々決まった金額を返済する方法で返済予定が立てやすいです。

元金均等返済

借入金額を返済期間で均等に割り、借入残高に応じた利息上乗せして返済する方法です。
元金の多いときには返済額も多く、元金が少なくなるに連れて毎月の返済額が減ります。
返済当初一番負担が大きく、支払うごと徐々に減ってゆきます。
総返済額は元利金等返済より少なくなります。

7.住宅ローン申込みから融資実行まで

住宅ローンは申し込んでから、融資実行まで意外と時間がかかるものです。
途中、つまずくとさらに時間がかかってしまいます。
流れだけでも掴んでおきましょう。

・事前審査の申込み
申込者が、融資を受けられるかどうかの審査です。
・審査承認の連絡
事前審査の承認連絡があったら売買契約を結びます。

・本審査の申し込み
借入額、借入期間などを見直して、本審査を申し込みます。
・金融機関との融資契約
本審査の承認がおりたら、金銭消費貸借の契約をします。契約は、融資金融機関に出向きます。

・融資実行
口座に融資金が振り込まれます。
入金が確認できましたら、売主に残金の支払いをします。

まとめ

住宅ローン申込みをして融資実行までには思ったより時間がかかるものです。
書類の不備などでつまずくともっと時間がかかってしまいます。
残金決済日に間に合わないと大変なことになってしまいます。

余裕を持って、住宅ローン申し込みができるように、流れを掴んでおきましょう、事前に準備できるものは準備しておきましょう。

いつかは家購入

家購入予算とお金の流れを掴んでおきましょう。




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この記事を書いた人

40年に渡り不動産経営をしてきました。いろいろのお客様に接し誰もが高額のお金を出してマイホームを購入するのには不安があります。少しでも安心できるように情報発信していきます。不動産宅地建物取引・ファイナンシャルプランナー

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