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住宅ローン繰り上げ返済するとどんだけお得

目次

住宅ローン繰り上げ返済とは

繰り上げ返済とは、毎月支払っているローンの返済とは別に返済することです。毎月の支払いは、元金と利息の合計を支払いますが、繰り上げ返済の場合は、返済額全部が元金の支払いになります。これによって支払う利息を軽減できます。

住宅ローン繰り上げ返済

繰り上げ返済のオススメ!

住宅ローンの返済は、ボーナス払い無しで組んでおいて、ボーナスが余ったらその半分でも繰り上げ返済に回してください。

10年縮めるのはそんな難しいことではありません。私のお客様でも10年縮めた方は多くいます。
まだ、お子様にお金のかからないうちに、夏のボーナスから20万円、冬のボーナスから30万円

20年で1,000万円の返済になります。
これは大きいですよ。
だめなら半分の500万円に挑戦してください。夏のボーナス10万円冬のボーナスから15万円これでも十分です。繰り上げ返済やってください。

この繰り上げ返済にプラスして、住宅ローン減税で戻ってきた分を繰り上げ返済にまわしましょう。
最大で10年間400万円、減税分を繰り上げ返済してください。これで900万円の繰り上げ返済が出来ます。

期間短縮型と返済額軽減型

繰り上げ返済には
「期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。

期間短縮型
毎月の返済額は変わりませんが、返済期間が短くなりますので、その短くなった分の利息が軽減されます。

返済額軽減型

返済期間は変わらずに毎月の返済額を引き下げるものです。教育資金がかかり始めるなど、住宅ローンの負担が大きくなってきた場合に月々の支払額をへらすことで家計を安定させる効果があります。

繰り上げ返済するとこうなる

大体の目安ですのでイメージだけ掴んでおいてください。

5年経ってから繰り上げ返済した場合にどうなるのか。
当初借入金 4,500万円
当初借入期間 35年
返済済み期間  5年
借入金利 0.725%
繰り上げ金額 250万円

繰り上げ前

元金残高 39,248,762円
ボーナス返済分 なし
現在の毎月返済額 121,343円
残り返済期間 30年

◆期間を短縮する場合
毎月返済額 121,343円
残り返済期間 27年11ヶ月
減少する利息額 582,465円
*2年1ヶ月期間を短縮できました。

◆返済額を変更する場合
毎月返済額次回から 113,594円
残り返済期間 30年0ヶ月
減少する利息額 281,620円
毎月の支払額が7,749円少なくなりました。

繰り上げ返済することにより、毎月の支払額を少なくする方法と、支払期間を短くする方法があります。

月々の支払いが、いままでの支払いで無理のない方は期間を短縮したほうがお得になります。
毎月の支払いがきつい人は、毎月の支払額を少なくなる方を選択してください。

住宅ローン繰り上げ返済するとお得

家を買うときに住宅ローン繰り上げ返済すると、お得ということを頭に入れておいてください。繰り上げ返済どれだけお得になるかイメージつかめたかと思います。
後々楽になるので、ぜひ頑張って欲しいと思います。目標は返済期間10年短縮です。

10年間も住宅ローン減税を受けることができる。
住宅ローン減税がローンの支払いを助けてくれる。

住宅ローンを組んで家を買った場合に、年末の住宅ローン残高の1%に当たる金額が10年間税金から差し引かれる制度です。

例えばローンの年末残高が4,500万円の場合は40万円が還付されます。
借入残高の限度額は4,000万円なので還付金は40万円、期間は10年間、最大で400万円が戻ってきます。対象となるのは2019年6月までに入居する場合で入居後10年間が対象になります。
初めの年は確定申告が必要で、翌年からは年末調整で手続きができます。

まとめ

住宅ローンは金利の上昇を心配するよりも少しでも早く元金を減らすことです。元金が少なくなれば、金利が上がっても怖くありません。ほとんどの金融機関で繰り上げ返済の手数料はかかりません。いまは、ネットで繰り上げ返済ができますので、面倒がらずに使わないお金があれば、5万でも10万でも返済して元金を少なくしましょう。
繰り上げ返済は5万返済すれば、そのまま元金が5万円少なくなります。




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この記事を書いた人

40年に渡り不動産経営をしてきました。いろいろのお客様に接し誰もが高額のお金を出してマイホームを購入するのには不安があります。少しでも安心できるように情報発信していきます。不動産宅地建物取引・ファイナンシャルプランナー

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