
1.マイホームと思ったら予算を決めましょう。
頭金としてどのくらいの金額がだせるのか話し合ってください。預金を全額出すのには、無理があります。今後大きな支出があるか考えながら5年、10年先のことも考えて出せる金額を決めてください。
よく不動産屋さんの広告に「頭金ゼロ円」でと有りますが惑わされないでください。1円も自己資金がないというのでは契約もできません。契約時には必ず手付金というものが発生します。
契約をした後に、住宅ローン本申し込みをして、すべての支払いが終わった後に、手付金で支払ったお金があまり手元に戻ってきます。
4,000万円の物件を購入します。
手付金100万円を支払います。(これは自己資金の中から支払います)ここで残金は3,900万円になります。
4,000万円の住宅ローン申し込みをします。
融資金4,000万円が実行されて、物件代金の残金3,900万円を支払います。ここで100万円があまり手元に戻ります。
このように結果的に自己資金ゼロは可能です。
家を購入するときには、両親に相談してみてください。
もしかすると両親から資金援助があるかもしれません。なるべく金利のつかないお金を使いたいものです。
両親からや祖父母からの資金は、マイホーム購入の資金として住宅取得等資金贈与の非課税という制度が利用できます。一般住宅の場合1,000万円以内なら税金はかかりません。
自己資金の額が決まったら、住宅ローン借入可能額を調べてみましょう。住宅ローン事前審査により、借入可能額、金利などがわかります。
スポンサー広告
安心の固定金利「フラット35」11年連続シェアNO1
保証料・繰り上げ手数料不要
返済口座は全国1,000以上の金融機関から選択可能
2.マイホーム購入のための情報収集
良い物件との出会いは、情報収集からといわれています。
情報収取は、新聞の折り込み広告、情報誌、ポストに入る投げ込みチラシなどで、今住んでいる地域の情報がわかります。
今住んでいる地域外ですと、やはりネットで探すのが一番です。
たくさんの情報を取集することにより、お探しの地域の相場観が掴め、またどんな物件が多く流通しているかもわかってきます。ある程度情報収集ができたら、希望条件をまとめておきましょう。少なくても希望エリア、最寄り駅、価額、間取りなどは、はっきりさせておきましょう。それにより絞り込み検索などで物件が探しやすくなります。
情報取集するにあたり、チラシの見方も知っておきましょう。
物件概要の見方です。
交通:最寄り駅が記載されています。
徒歩〇〇分:1分あたり80mです。
所在地:登記簿に記載された地番になります。
住所:郵便物が届く住所です。
地籍:土地の面積です。
建物面積:建物の1階部分の面積
延べ床面積:建物全体の面積
接面道路:敷地の2m以上が幅4m以上の道路に接していなければなりません。
敷地が2m以上道路に接していることを確認しましょう。幅員4m以上の公道に接している物件を選ぶようにしましょう。
地目:不動産登記法で定められた土地の用途です。23種類に区分されていますが基本的には宅地になっています。
用途地域:第一種住居専用地域など指定された地域にどんな種類の建物が立てられるのか、主に住宅なのか工場やマンションも立てられるのかによって、将来目の前にマンションが建つことがあります。
建ぺい率・容積率:土地面積に対する建物面積の割合が建ぺい率、土地面積に対する延べ床面積の割合が容積率です。
100平方メートルの土地で建ぺい率40%の場合40平方メートルの建物面積、容積率80%の場合80平方メートルの延べ床面積になります。
取引態様;売主の場合は、不動産会社が自ら販売している物件で仲介手数料はかかりません。主に新築物件になります。
「媒介」と「仲介」は同意味で、売主と買主の間に入って仲介することです。
自分の住んでいるエリア外ですと知人に教えられてというものもあります。
その他に、散歩の途中に売り出しをやっていて立ち寄りそのまま購入という例もあります。
より多くの物件情報を集めるために
希望条件に合った物件情報を送ってもらう。

3.マイホーム購入前に住宅ローンを知る。
マイホーム購入したいと思っている人はたくさんいます。
住宅ローンが借りられない、希望額に届かないといって断念する人が多いです。住宅ローン借りられなかったというのは辛いですね。逆に住宅ローンが借りられればマイホーム購入は叶います。
年収からの借入可能額は
300万円 | 2,110万円 |
400万円 | 3,220万円 |
500万円 | 4,030万円 |
600万円 | 4,830万円 |
700万円 | 6,350万円 |
返済期間35年の場合です。
各金融機関によって審査金利が違いますので±10%ぐらいは違って来ます。ひとつの金融機関で断られても、ほかの金融機関では大丈夫ということはたくさんあります。
私のお客様で、都市銀行・ネット銀行・フラットすべてでダメだったのですが地方銀行で貸してくれたという例もあります。
7万円 | 2,435万円 |
8万円 | 2,783万円 |
9万円 | 3,131万円 |
10万円 | 3,478万円 |
11万円 | 3,826万円 |
12万円 | 4,174万円 |
13万円 | 4,522万円 |
14万円 | 4,870万円 |
15万円 | 5,218万円 |
マイホーム購入を考えたときが家計を見直すチャンスです。
少しでも住宅ローン支払いのたすけになるので、生命保険料、携帯電話料金、マイカーの維持費、外食費など見直してください。
まとめ、マイホームと思ったら!探す前にやること3つ
マイホーム探し始める前に、3つのことをしっかりと準備しておきましょう。時間と手間暇かけて、やっと良い物件が見つかったのに住宅ローン審査に落ちたという話もよく聞きます。マイホームは住宅ローン審査が通らないと始まりません。安心してマイホーム探しができるように事前審査だけは、はやめに申し込むことをお勧めします。
スポンサー広告
安心の固定金利「フラット35」11年連続シェアNO1
保証料・繰り上げ手数料不要
返済口座は全国1,000以上の金融機関から選択可能